長男(小3)のスポーツクラブ大会で学んだこと
2018.3.3(Sat)
長男のスポーツクラブ大会がありました。
大会といっても、低学年のみの大会なので
がっつり(長男が)メインを張れる大会です。
副キャプテン(自分の息子というのを差し引いてもヘタクソ)という立場で、よくやったというのを感想として持ちました。
まず、大きな目標は持たない。
「優勝」などという目標を持ってしまっていたら、はじめの試合で負けた時点で気持ちが切れていたはず。
もしかしたら、うまく目標を変更していたかもしれないけど・・・目指すべきところはそこではなかった。
ミクロの目標を持つ
「目の前の試合に勝つ」
という、いたってシンプルな考えでした。もっと極めると、ひとつのプレーに集中する。
長男はそれを体現した。いくらヘタクソでも、出来る限りの精一杯を尽くす。
声を出す
チームスポーツであるが故、仲間や相手があって成り立つわけですが、その仲間や相手が原因でトラブルになることもしばしばあります。
この大会でも、失敗して拗ねてしまいプレーに怒り(ヤケクソ)を混ぜてしまう愚行を働きました。
しかし、これは長男に限った話しではなく。
もちろん仲間にも同様のことが起きます。しかし彼の良かったところは、仲間を責めない。声を出すべきところで一番声を出していた。
ヘタクソ(何度も失礼)ではあるけれど、むしろ自覚してないからこそ「声」で引っ張っていくことが出来た。
「(僕のプレー・判断は正しいだろうか?)」などの杞憂な考えなど彼にはない。声を出すべきところだから出した。それだけ。
そんなシンプルなことが、とても素晴らしかった
前向きに、ポジティブに
どうしても応援している親の立場からすると、「こうすれば良くなる」「こうしろ!」といった考えが生まれてしまう。
これって悪いことじゃなくて、こどもに寄り添った考えなんだけど・・・
こどもからすると「プレッシャー」に感じたり、素直に実行するのが難しいみたい。
なので今回はひたすら「自分が出来る精一杯のこと」が出来るような応援をしました。
結構聞こえるみたいで、指示するんじゃなくて
「次つぎぃぃ!!」「今度こそいくぞぉぉー!!」みたいな感じで・・・
結構親バカな感じだけど(笑)、これが効果てきめんでした。
結局勝てなかったりしたけど、精一杯やったことが素晴らしかった。
・・・と、まぁ言い出したらキリがないんですが
やっぱり「勝ちたい」って思うのが誰しも当然なんだけど、
小手先で勝ちにつなげるのか、それとも自分の精一杯を出して結果的に勝つのが良いのかが分かれるところですが、
僕は精一杯練習通りやることが大事だと思います。
それで負けたってことは、
・単純に練習不足か
・練習方法に問題があるか
ってことだから。
長男と同じクラブの女子は、
練習はしっかりやってるし、言われたことも守る
だけど試合になると勝てない。
これって、練習するための練習になっていて
試合に勝つ(試合をつくる)ための練習になっていないんじゃないか?
って思います。
試合は環境も人も場所も時間も雰囲気も違う中で
その時その時で状況判断によって、臨機応変な対応力が必要なんだけど
応用が効いてないってことじゃん。練習ではしっかり出来ているのに。
・・・と、また長くなりそうなんであれですが、
要は「勝つ」にフォーカスを当てるんじゃなくて、「精一杯出し切る」ことが大事だと思う。
結果、どのチームも勝てなかった強豪に長男チームは劣勢に立ちながらも勝ちました。
「勝ち」じゃなくて、「いつも通り」「精一杯」を繰り返すことで、相手が「いつも通り」を出せずに自滅した。
大事なことは、こどものベストパフォーマンスを出せること。
それを僕は、この大会を通じて学ばせてもらいました。